弊社 代表取締役社長 岸本裕一から創業記念日のご挨拶

令和5年10月1日の今日、弊社株式会社エリアプロモーションジャパンは14年目を迎えました。これも皆様のご指導、ご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

 これまで、わが国が遅れてきたとされているデジタルトランスフォーメーション(DX)への対応、さらには東京一極集中を是正し、より地域社会の活性化を目指そうとする動き等への素早い対応力を身につけることを目指しています。

一昨年立ち上げた映像事業、観光事業については、この2年様々な取り組みを通じて順調な成長を続けております。ことに近年話題になっております、VRやメタバース関連の事業に精力的に取り組んでおります。 更には、大山崎町に新たに開設される「アート&テクノロジービレッジ京都」に入村する企業・団体等とも連携し、事業を進めております。

また、メタバースと大学(ユニバーシティ)を統合した形の造語「メタバーシティ(Metaversity)」の日本語訳「超学®」を商標登録など、進取的対応を推進しております。

株式会社エリアプロモーションジャパンが、京都に立地している優位性をフルに発揮するため、上記の取り組みの中でも京都ならではの事業展開を図ることとしております。 それは、京都に培われております寺社仏閣、芸能・芸術の家元等の蓄積を、反映させていくものであります。なかんずく、「メタバース神社」「メタバース寺院」の事業を集約的に展開するものであり、海外からの関心をより一層促進することを目指しております。

上記のように意欲的かつ斬新な取り組みを展開しておりますことから、皆様からのご指導、ご支援をお願いし、より一層成果を残していくべく、粉骨砕身努力する所存です。

2025年には、大阪関西万博も開かれます。それらの機運を取り込み、より収益性を高めて参りたく存じます。 この際、これまでお示ししましたような展開を、お含みいただきまして、弊社へのご賛同を伏してお願い申し上げますとともに、以上、代表としてのご挨拶に代えさせていただきます。

令和5年10月1日
代表取締役社長 岸本裕一

岸本裕一の創業ビジョン

岸本裕一の生涯のテーマは、「日本のおもてなしの心(和の心)を世界に発信して、日本人の持つ平和を愛する心(和の心)を世界に浸透させ、世界平和の増進に寄与するとともに、日本と日本人とに対するグローバルな評価を向上させる。岸本は、その先導役となる。」というものです。これまでの、学問・宗教・仕事・人間関係の多様な遍歴を経て得た境地です。これは、東京五輪2020誘致活動の滝川クリステルさんの最終プレゼンでも「お・も・て・な・し」と強調され、注目を集めているキーワードになってきました。京都観光おもてなし大使にも任じられている面目躍如というところです。

さて、エンタテインメントが、エンタテインニング(おもてなし)から分離されて一人歩きした。これが、20世紀のエンタテインメントです。それは、ラジオ、テレビ、録音再生技術、映画などの発達によって可能となったわけですが、不法コピーとのいたちごっこで、ある種の企業は儲かりはするでしょうが、実に不毛で、セコイですね。もっとおおらかでないと。昔、有料である見世物小屋をタダで覗き見できたり、入場券の必要な野外音楽堂から聞こえてくる歌をタダで聴けた、そういうおおらかさを失えば、それはギスギスしたエンタテインメントになってしまうでしょう。

エンタテインメントはエンタテインニングとともにあってこそ、充分な輝きを放つと考えます。その意味で、9・16の大阪でのイベントは、岸本のビジョンの「切り口」の1つなのです。日本の伝統的な芸能・世界無形遺産である能(エンタテインメント)を、高級ホテルの、しかも、月見のできる庭を備えた宴会場で月見をしながら楽しむ、さらに、月桂冠の純米酒と、ウェスティンホテルの料理長謹製の松花堂弁当をいただきながら。まさに、エンタテインメントとエンタテインニングの融合された世界をプロデュースするわけです。

岸本のこの姿勢に現在ご理解いただいている方々のご支援により、金閣寺の西、龍安寺の北の里山・1万3千5百坪を入手しています。この土地の上の方からは、如意ヶ岳の大文字も拝観することもできますので、行く行くはここに建屋を作り、ここで、これまで行って来ています大文字を観る会もウェスティン都ホテル京都に替えてここで実施したいと思っています。

では、なぜこの山なのでしょうか。ここは、外交とおもてなしとの気の渦巻く京都の歴史的スポットの1つと考えているからです。つまり、

  • 足利義満:金閣寺などを基点に、当時の国際交流を積極的に推進した人物。藤原秀衡(金色堂)→マルコ・ポーロ→義満→ザビエル(ジパング)→秀吉・利休(黄金の茶室)と繋がる、日本の歴史的黄金の連鎖の中にあるとも言えます。
  • 夢窓疎石:禅を基本に日本のあり方を追求した人物。直接ではないが、彼の日本的禅の心を約100年後に集大成したものとして龍安寺がある。
  • 西園寺公望:京都生まれの首相経験のある外交官、パリ講和会議の全権特使。この山のすぐ近くには西園寺公望邸(現在は立命館の記念館となっている)がある。

つまり、これらの人々のオーラを取りこんで、岸本の哲学の発揚に生かしたいのです。

そこで、こういう活動・構想を展開していくためには、こういう考え方を理解・賛同して支援してくださる個人・団体・企業が必要になって参ります。みなさんのお申し出は、望外の喜びでございます。ありがとうございます。今後とも、お仲間を増やしていきたいと思っております。

岸本の目指す人物像は、上記の3名の気を取り込みつつ福澤諭吉と新渡戸稲造を複合したような人物です。一杯勉強して、一杯仕事をして、一杯遊んで、世界が元気で平和になるように働きたいと、そういう思いでおります。

日本的エンタテインメントとエンタテインニングとを融合させた企画をプロデュース・実行することを通じて和の心を実現し、世界平和の増進に寄与する」=これぞ正しく、Cool Japanそのものではないかと確信しております。それは、今回の東京オリンピック誘致活動でも力点を置かれたことでありました。共時性(Synchronicity)を感じます。

以上、岸本の哲学のエッセンスを披歴させていただきました。今後とも、どうかよろしくご交誼のほど、お願い申し上げます。

平成22年10月1日
従八位下山城少目鞍馬別当源朝臣九代目岸本喜樹朗裕一
京都観光おもてなし大使・京都大学農学博士・桃山学院大学教授)

京都おもてなし大使

2011年7月29日、平安神宮において京都おもてなし大使任命式が行われました。
弊社代表、岸本裕一も出席し、任命証を頂きました。

京都おもてなし大使には、伏見酒造組合さんよりご推薦いただきました。
↓以下、推薦文

キッシー®」と「キッシー教授®」が商標登録されました。

今後、「キッシー」または「キッシー教授」という名称を使用する場合は、名称の後ろに「®」と明記いたします。

2009年2月15日、ウェスティンホテル大阪において開催されました、弊社代表、岸本裕一のFBO公認名誉唎酒師酒匠就任祝賀会に寄せられた、門川大作京都市長の祝辞

以下が祝辞の内容となります。

TOP
CLOSE